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▼ memo*。

零呟きと零戯言。
零のしやわせ探しに全力投球。零パラダイス!
2024/05/19(08:59) (

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2010/01/13(21:24) (小話。

ケータイサイト開設2ヶ月記念日でーす
(またか)
こばはー
早いすねー1ヶ月。


何だか何も更新がなくてすんません・・
それなのに皆さん覗いて下さって!
ありがとうございます
(ノд<。)゜。

にき更新だけでもしなくてわー
と思いまして参上です

いや
毎日の様に にき更新してたくせに

一体何書いてたんだっけ?

とか考えてしまいました。
(きっと零の事だと思いますよ?)


『もう一度』の打ち込みは
一応やってはいるんですが
何だろうか
最終のネタ帳を見るとあれでは着地が出来ないと気付きました・・・

すんません
遅くてすんません・・・


なので本日の思い付きで
良くわからないほのぼのを打ち込んでみましたー

ズガーーン!!13日じゃないかぁああーーー!!
と朝の通勤時に思ったものですから。


ヤバイ
良くわからない位グダグダになった
(;Д;)

グダグダカモンな方のみお読み下さい




 


『寒いー』

優姫は手を擦りながら
はぁー
と息を吹き掛ける。
夜の見回りはとても冷え込み手先が冷えてジンジンと痛い。
手袋の意味を成していない様だった。


『これ2枚重ねでも良い感じだなー』


『何独り言言ってんだ』


後ろから呆れた様な声が掛かった。


『零!』

『サボってんなよな』

『サボってなんかないよ
寒いから手袋をね・・
きゃー!!』


と零に両手を見せた瞬間、零の手には手袋の姿形がなかったのを目にし、優姫は思わず奇声をあげた。
すかさず零の手を握る。
いきなりの奇声とその行為に零は眉を寄せた。


『何なんだお前は。騒がしいな。』

『だっ だって零が無謀な事してるから!!』

『無謀?』


優姫は手袋を取ると零の手を握り、自分の手を擦り合わせた。


『冷たくなってるよ零!氷だよ!!
何で手袋してないの?!』


零は盛大に眉をしかめて優姫を見る。


『何でって・・持ってないからな』

『えッ そうなの?』


優姫は目を丸くさせて零を見上げた。
零は今だに自分の手を擦り合わせている優姫の温もりに 居心地の悪さを感じ顔を逸らす。


『もう良いから。こんなの慣れてる。』


そう言うとするりと手を離した。


『お前が冷えるからそれしとけよ』


くぃ。と顎で優姫の手袋を指し示す。
優姫は左手に片方すると
はい。
と零にもう片方を手渡した。


『半分こ。』


手渡された零はピンク色の手袋を思わず受け取ってしまった。
キラキラした石が付いていて、とてもではないが着ける気がしない。
零は嫌そうに顔を歪めた。


『これ・・俺にしろって言うのか?』

『そうだよ』

『こんなキラキラしたやつを?』

『可愛いラインストーンでしょ?』


『・・・嫌がらせか?』

『!!』


優姫はみるみる顔を上気させ零の手から手袋をもぎ取った。


『もういいよ!!零になんか貸してあげないから!!』


ぷんすかと臍を曲げ優姫は前をズンズンと大股で歩きだした。
態度で「怒ってます」と主張しているようだ。
その姿に零は思わず笑みを零す。


(ガキかアイツは。)


零はそんな優姫の後を追う。
するりと追いついてしまった。

そのまま何も言わず 後ろから優姫の右手を浚って優姫が握っている手袋と一緒に自分のコートのポケットの中へ。


『キャッ』

いきなり握られた手に驚いた優姫はそのまま引っ張られる様に体勢を崩して零の腕にしがみついてしまった。


『お前の小っこいのが入る訳ないだろ』


ポケットの中で大きな零の手が優姫の手を包み込む。
優姫は零の顔を見上げた。
そこには零の端正な横顔が見えるだけ。
それでもその横顔が少しだけピンクに染まっている様に見えるのは目の錯覚か。


『こっちのが温かい。』


零は強く手を握る。
優姫もそれに合わせて強く握り返した。


『うん。温かいね』


零の氷の様だった手に温もりが蘇る。
優姫は零の手を親指で何度もなぞりながら感触を確かめた。
横でぴくりと反応を示す零が愛しい。
繋がっている事が嬉しい。


『何だよ』


零はチロりと視線を優姫へ移す。
余り変わらない表情でも照れている事はわかってしまう。


『何でもない』


お互いの体温が伝わり優姫は零の温もりに包まれる。
優姫は笑顔を浮かべながら零の手の温もりに身を委ねた。







20100113
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・・・いやまぁ
零の手ってひんやりしてそうだよね!

と言う軽い思い付きから作ってみました
ガチありがち 王道手繋ぎ。(笑)

君達見回りちゃんとしようぜ・・・






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*ケータイサイト用。
 

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